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自分では一生懸命考えているけど、答えが出ない。

だから、

・参考までに友達に聞いてみよう。
  長い付き合いだから、考えが似てるはず。
  
 ・今抱えている悩みが解決できそうなセミナーを見つけたから行ってみよう。
  参加すると答えがわかるかもしれない。

 ・時間が解決してくれるだろう。。。

 そうやっているから、いつまででも答えがでない。
 答えが出たように見えても、結局自分じゃない他人が出した答えだから
 最初は「これだ!」と思っても、結果が「こんな結果求めてなかったのに」になる。

 勿論、友達が悪いわけでも、セミナーに行くことが悪い訳でも、時間に任せるのが悪い事でもない。
 
諸悪の根源は、「完全に人任せな考え方」

他人から出てきた答えをそのまま自分なりに咀嚼せずに扱ったり、
他人から出てきた答えだからと途中から、もしくは、はなから「自分のもの」として扱わないと
そりゃ当然他人様の答えとして生き続けるので、自分色に染まっていない結果に辿りつくのは当たり前。

私も過去に自分のキャリアに数年悩み、これならやってみたい!想いを持って私らしく働ける気がする!
しかもその後のキャリア構築もしやすいかも!
とようやく出会ったポジションへキャリアチェンジをしようと友達に相談した時、

「自分らしく働くなんて、そんな甘い世界この世にはない!」

と言われ、折角見つけた希望のつぼみを他人の意見を100%優先した為、その道へ進むのが3年遅れたことがありました。
(結果的にはその道を歩むことは私自身思うことが別にあり辞めたのですが。)

「あの3年、返して欲しい!!」

と感じた事も正直ありましたが、その道へいく事を信頼している友人に言われたからと躊躇し、
前進しないと決断をしたのは紛れもなく私自身。
後悔はしていませんが、今でもそのポジションは私に合っていたと思うので
自分の心の声をようやく聞けたあの時に、自分で決めて前進していたら、
手に出来たキャリアや収入、自信や満足度、見えた社会の景色などはどうなっていただろうと思いを馳せずにはいられません。
(何度もいいますが後悔はしていませんw )

先輩や経験者に助言やアドバイスを求めるのはとっても役立つし大賛成です。
でも、そこで出た答えに誰よりも自分が納得していること、他人のものだから放っておいてもきっと大丈夫だろうではなく、
「自分のもの」として向き合い、目をかけていってやること。
自責の念を持つことで初めて自分が望むように動かせるから望む結果を手にすることができるし、そこからまた力強く高みに上っていくことができます。

それが納得できる結果しか引き寄せないってことだし、「自分らしく生きる」って事だと私は思います。