海外女子育成プロモーターのYUKOです。
前回、私の黒歴史を紹介しました。
前回の記事はコチラ
前々回の記事はコチラ
今回私が自分の過去の一部を公開したのは
ブラック企業で働く辛さを紹介したかった訳ではなく、
海外生活を経て更に自分らしさを開花させて帰国した私がその数年後に、
完全に自分を失ってしまったのはなぜか
そしてどうやって這い上がったかを伝えたかったから。
帰国後思うように人生を作り出せていない海外女子が
引っかかりやすい(もしくは今引っかかっている)トラップと合わせて今回のシリーズのまとめとして伝えたいと思います。
さて、馬車馬のような日々を5年経験し
自分を完全なに失った私がどうやって這い上がったかはこちら↓↓↓
・同じような状況だった人のSNS投稿に励まされ、どう対処すべきかを学んだ
・職場以外の人かつ初めての人ばかりが集まる場に足を運ぶ事で、今の自分でも魅力がある事を実感でき自信がついた
・忙しい業務中に無理やりでも時間を取り、今の働き方、どの業務にどれくらいの時間がかかっているかを把握、私がやるべきところを見極めて
それ以外は周りに作業を依頼した
・社内の私の状況を知ってくれている協力者に、私も出来る部分も含めお任せできる部分は100%頼る事にした
・直属の上長である部長との間にチームリーダーができた事でその配下にいある私の現状を知る人ができたことで給料交渉も順調に進んだ
・チームリーダーとともに他部署へ部署単位で業務改善を働きかけた
これらをする事で、だんだん時間ができていき
定時後に予定を入れられるようになり、感情も取り戻し、人生が色づいていきました。
そして同時に今までどれだけ自制して、勝手に自分が自分を苦しめていただけだったかにも気がつきました。
「私、自分にこんなに酷使されてたのか。。。」と驚愕しました。
さて、その過程から見えた私、そして海外女子に共通するであろうトラップは以下5つ!
トラップその①
『先祖がえり思考』
海外生活終了を目の前に「私、何でもできそう、どこでも生きてける!!」と感じていた。
でもいざ帰国すると、海外行く前と変わらない仕事を今もしているという人が多いんじゃないだろうか?
面接時、日本の企業があなたを評価するのはあくまでも海外へ行く前の就業経験値。
ほとんどの人は「英語」を勉強して帰って来たという人が多いだろうけど「英語」だけでは正直なんの武器にもならない。
英語が使えるのは分かった。それはそうと、「あなたは何ができる人なの?」
そう言われると、、、「海外行く前の業務経験なら。。」
という事で以前と大差ない仕事を結局続けててモヤモヤ。。。。
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ご提案:
100%保証されていれば、本当は何をやりたいかを考えてみる。
そうすると、行動したくてウズウズしてくるはず。
そこに海外女子の行動力が合わさるとキョーレツな事になるはず。
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トラップその②
『自分の居場所ロス』
海外生活を楽しめた方は、正直、日本と海外の狭間に挟まれやすくなる。
どういう事かというと、日本に帰国するとそれまでの自由度がなく窮屈さを感じ、
海外にいると日本で当たり前に出来ていたことが出来なくてもどかしいやら、悔しいやら。
どちらも一長一短。これが現実。
でも日本で働いていて何か嫌なことがあると次第に
どこか違う国にまた行きたいな、、と思うように。
それって逃げ癖がつく1歩手前の状態。
行っても単に、逃げ先が一つ増えるだけ。
少なくとも今のあなたが選んでいるのはこの日本での暮らし。
そして今の職場、今のポジション。
日本が嫌というより、思うような人生を送れていない現状から逃げ出したいだけではないだろうか?
逃げ癖がつく前に、何の保証もない他国に依存するよりも
「頑張ればできる自分」に信頼という依存ができるようになった方がよっぽど自分らしく楽に生きられる。
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ご提案:
「自分の居場所は自分で作る」
地に根をはるイメージでじっくり1歩1歩やっていく覚悟をしてみる
人は決めると集中力が増して意外に早く結果が出るもの
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トラップその③
『肥大したキャパシティ』
こちら、海外女子の皆様におかれましては、
海外経験を通じて更にキャパが広がっている事をどうぞ自覚してください。
日本では起こりえない理解しがたい出来事に慣れてしまっているあなたは、
実は「なんでもござれ状態」になっています。
そして、割とこなせてしまう自分になっている事も合わせてご承知おきくださいませ。
ちなみに私のケースは、前回お伝えしたように、「セールスサポート」という名の元になると
ここまでが私の仕事という線引きが途端にあいまいになる為、
振られ続ける仕事を冷静に判断したり断ることをせず、ただただ優先順位をつけてこなすなんでもござれ娘だった。
(平気で担当業務を断ったり、人に振るだけの周りにいた使えない大人と一緒になるのが嫌だった気持ちが強すぎた。。)
その結果、あまりの業務量に耐え切れず心身共に撃沈。。
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ご提案:
「結果」を意識して生きてみる
例えば私と同じようなポジションでバンバン仕事が降られる状態なら、
「責任を持てる範囲」を軸に人に頼るor付き返すという行動を。
(限界を感じた私は、一旦引き取った業務を営業全員に付き返してやりました)
そしてキャパが広い=何でも大丈夫な人=どうでも良い人になることも。。。
あなたは「どうでも良い人」という結果で満足ではないはず
どんな人で在りたいのか。結果から逆算して行動してみる。
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トラップその④
海外女子は甘え下手!!
他人に頼ってる場合じゃないんですよ、海外生活してると。
って事、ありますよね。
勿論協力しあいながら楽しく日々生活している訳ですが、
とはいえ、目的があって海外生活をしに来ていたりするわけで。
しかも、主張激しい外国人と渡り合うっていくと結果的に、
海外女子は「個」が立ちますよね。(とっても素敵☆)
自分で判断、1人で解決してきた経験が多いはず。
そうなると最終的に、その魅力が負の方向に働き私みたいに仕事を抱えこむ体質になりがち。
しかも海外で時間、キャリア、お金をロスしていきるから取り返すべくガツガツ働くため、
ある意味自分を省みない他人優先ワーキングスタイルになる。
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ご提案:
あなたが会社からいなくなっても会社は潰れない。
困る人は出てくるかもしれないけど、本当にその人じゃないとダメなのってあなたが社長の場合のみ。
と、捉えて、海外「女子」の皆様、まずは男性に甘えることを克服いたしましょう
私が抱いていた勝手な勘違い、「甘える≠仕事が出来ない、依存が強い」では世の中決してないようです。
経験値が高い海外女子こそ、賢く、しなやかに、たくましく渡り歩いてゆきましょう。
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トラップその⑤
心の声を無視するな!
「なんか、違う気がする。このままは嫌だけど、でもどうしたらいいのかわからない。。。」
いわゆる自分がわからない。。。
私はコレが一番キツかった!!!!
自分の中で起こっている不協和音に耳を傾けず、
そのままレールに沿って歩んでいくと、当然違和感たっぷりの結果を手にすることになる。
違和感って日常的によくある小さなマイナス。
特に1日の1/3の時間をつぎ込む仕事で違和感を感じると
小さなマイナスだったはずが、そのうちマウント富士サイズになる可能性だってある。
ちなみに、自分の中に自己矛盾の名のマウント富士を作ってしまったのが私。
何をしたら楽しいと思えて、何が好きで、得意な事ってなんだっけ?
この職場にはもう負の感情しかないけど、転職するにも自分の強みややりたい事が一切見えない。。。
嫌だと思っているのに、どうしたら良いかわからない!
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提案:
今は色々やりすぎて自分を見失っている状態。
まずはやらなくて良い事を見つけ出し、思いきって捨てる。
空いた時間を使って、自分の事を内観する。
例えば得意な事を知りたい時。
一番シンプルな見つけた方は、これまでの人生で一番時間をかけてやってきている事を探す事。
他の人は途中で諦めたけど、私はずっと続けられている事。
これは「得意」で「好き」な事である可能性がとっても高いです。
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今回の3つの記事を読んで、イタタッとなった方。
実際はとってもパワフルなのに、日本と海外、理想の自分と現実の自分とのギャップに悩んでいる
そんな海外女子の皆さま。
迷った時に必ず支えとなる、
これから生きていく上での道しるべとしてこの先一生使える
『私の人生のコンパス発掘セミナー』
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近々告知するので、もし今足元グラついている人は特にお楽しみに!