何言ってんの、脳みそスポンジの子供じゃないんだから、大人は英語を聞き流すだけじゃ話せるようにはならないから。
いやー、ツライw
でも本当にそう。
私がカナダに住んでいた時は、たった2年弱という短い期間ではありましたが、
(しかも10年前。もはや、むかーしむかし。。)
日本人と過ごす時間のほうが圧倒的に多かったにも関わらず、それでもなぜか英語を話す方が楽でした。
帰国後、仕事で「ビジネスジャパニーズ」をちゃんと話せるか、正直不安だったし
実際に、フランス人である社長と英語で話す時が一番ホッとしていたりもしていました。
気が付けば、そんな日々ももはや、むかーしむかし。。。。(またでた!)
帰国後の10年、英語を使う場面は0ではなかったのですが、圧倒的に少なくなったので
いざ、英語でメールを、テレカンを、ドキュメント作成を、、、
となると、言語の限界点がこれまで以上にすぐやってきました。
そう、過去の自分よりもさらに下、筋力低下が甚だしいマイナススタートでした。
錆びかかってはいたものの、まだ最低限のベースはあるので、感覚が戻るまでに時間はそこまでかからなかったですが、
それでも、このままじゃ「ヤバイ」とひしひしと感じたのを覚えています。
そこで実施したのが、当時身を置く業界が大きく変わった事もあり、新しい環境での「共通言語」
(例えば広告業界内だと普通に使う「シズル感がある、ない」みたいな。業界内では共通言語だけど、世の中的には聞いても理解できない人も多くいるワード)
これが分からないとそもそも理解できないので、
業界言語になじむ為にも周りに聞きまくり、
色んな人とランチに行って人脈作って、また聞きにいき、
チーム内の外国人スタッフのメールの表現マネして、
向こうで何話されてるんだろうって耳ダンボにして、
当然、通勤途中には英語ラジオ聞いて耳慣らしてから仕事始めて、、、 なんかを繰り返していると
段々理解できる範囲が広がってきました。
そう、その人の言語レベルにもよりますが、ただその場にいるだけじゃ上達はないです。
海外留学したのに話せないままで帰ってきている人達は、わからない事に対しての「姿勢」がそもそも十分じゃなかったのかも?
多言語初心者ならやっぱり最低限の単語と文法、いわゆる言語におけるルールを知ろうとしないといけないし、
初心者以外は、分からないところってそもそも専門性がある内容だったり、知ってるとよりスムーズだよねっていう難しい単語とかで、時には英語辞書だけじゃなく、その分野に書かれてあるサイトを読みにいく必要があると思います。
言語習得に限った話ではないですが、
「理解しにいくその姿勢」
これがないと何事も「結果」となる習得には至らないと思うのです。
辛いけどやればやるだけ良くはなる。
ベースがあれば、一旦やればまた戻ってきてくれる。
当然、時間をかけた分だけ前進する。
世間一般で言われている「言語学習は筋トレと同じ」はここら辺に由来します。
でも言語の壁は言語だけが立ちはだかっているのではない。
自分が理解できない、知らない事に対して、
どういう「姿勢」でどれだけ向き合うか。
・分からない事は分からないままで終わらせない!
・今日はこれが分かるまでやる!
・そもそも何でこれを習得する必要があるのかがちゃんと自分事として腹落ちしている!(これはもはや前提だけど)
こういう「向き合う姿勢」のスタンスによって手に入れられる結果に大きな差が開く。
これが『言語学習は筋トレと同じ』と言われている上で、言語のマッチョになる秘訣だと私は思っています。
マッチョな人って理想の姿が明確で、自分をとことん追い込むドMですもんねw
多言語を勉強するのって、エンドレスジャーニーだからそれはそれはしんどいですけど
「向き合う姿勢」を意識すると結果も変わってきてくれるはず!