皆さんには無縁のお話かも知れませんが、もし私のように日焼け止めを塗る時間を優先するより、今この瞬間を楽しみたいんじゃ!という気分を優先してしまう事がある方には、ちょっと立ち止まって見てもらいたい内容です。
私の後悔しかないイターイ紫外線との思い出
ちょっと長い話になりますので、嫌になってきたら遠慮なく読み飛ばして頂ければ(^^;)
そしてもしよろしければ、私のシミ取り大失敗体験談は以下からお楽しみください。
私のシミ肌の原因は海!
私は大学生の頃にスキューバライセンスを取得し、仕事が落ち着きだした25歳頃から時々海に潜るようになりました。とはいえ、いわゆる「リゾートダイバー」というやつで、週末になったら近隣の海に潜るというような本格派からは程遠く、年に1、2度行く海外旅行で1−2日間ほどちょろっと海に潜る程度です。
スキューバダイビングをするときは、ボートで沖に出てボートからジャボンと海に飛び込むエントリーの仕方と、あの重ーい機材を全部背負って、皇帝ペンギンよろしく周りからの視線を大いに浴びながらビーチからテコテコ自力で歩いてエントリーする方法があります。
潜るポイントによってエントリーの仕方が変わるんですが、申込時にどっちが希望かは選べるので、私は少し割高になってももっぱらボートエントリーを選んできました。
ボートエントリーの場合は、ポイントが近づいてきてからようやくウェットスーツを身に付け始め、潜った後はすぐにウェットを脱げるんです。なので、ポイントまでの往復が断然快適だし、風を感じ景色を楽しめるので本当に最高なんです!
が、しかし!!
それはつまり、ポイントと陸までの往復の間中ずっと紫外線にさられているということでもあります。
ボートによっては屋根があるタイプもありますが、ポイントまで長いと片道1時間ほどかかるので、日陰で風を思いっきり受けてると次第に寒くなるんですよ。
(水着+ラッシュガードに加えパーカー必須です。でも南の島にパーカーを持ち込みたくない私)
なので、さむっ!と思ったら時々、日向ぼっこをして体を温めます。帰りは海の水で濡れている状態なので、更に寒く感じるのでバスタオルぐるぐる状態で日向ぼっこです。
つまり、行きは日焼け止めをバッチリしているので良いのですが、問題は帰りで。
水中で45−50分潜って、またボートで移動して別のポイントで潜ってなんてしてたら、
バッチリ塗ってた日焼け止めもまー落ちる落ちる。
私は旅先では午後からは陸で楽しみたいタイプなので、日焼け止めが落ちた状態で陸に戻るのがちょうどお昼頃になるわけです。
つまりどの島国でもたいがい紫外線度マックスの時間帯に太陽の下でスッピンをさらすわけです。
賢いダイバーは女性に限らず男性も、潜った後は日焼け止めを塗り直すんですが、
私は荷物軽めの身軽を好むタイプ、日焼け止めなんてボートに持ち込んでやいやしません。
また、2021年からハワイでは特定の成分を含む日焼け止めが販売停止になることでも注目されましたが、日焼け止めに入っているオキシベンゾンとオクチノキサートという成分がサンゴにとって有害な成分。
あまり海の中に不純物を撒き散らしたくないですし、船の上でうっかり日焼け止めを落とすと滑りやくなって危なかったりするんです。
そんなこんなで、周りに優しく、自分に厳しくでやってきた為、シミ肌の土台が着々とできていました。
蓄積されていた紫外線の影響が38歳から出てきた!!
とはいえ、私もまだそれまではシミに悩むことは一切ありませんでした。
それが、、もうそんなに海に潜りに行かなくなっていた38歳の冬、ふと鏡を見ると
「な、なんじゃこりゃ〜?!」
と思わず叫びたくなるほどのクッキリとしたシミが。
今でもわからないんです。なんでそれまで一切シミに気づかなかったのか。
毎日出勤の時にメークしていたにも関わらず、疲れ過ぎていて自分の顔を見ているようで見ていなかったのかなんなのか、、、
ある日急にシミが出るなんて事があるのかは不明ですが、明らかにくっきりとシミが頬に現れていました。
そしてそのシミができていたのは心当たりのある箇所でした。。。。
心当たりのあるシミ
そう、それは32歳の誕生日を海の下で過ごそうと1人でピピ島でダイビングをして、陸に戻る帰り道の事。1人船の上で景色を楽しんでいたんですが、急に頬のあたりにピリっと痛みが走ったんです。
虫に刺されたわけでもなく、風に運ばれたゴミが顔に当たったわけでもなく、どちらかというと「ズキン」といった方がしっくりくる痛みでした。
そして、その時なんとなくでしたが痛みの正体が分かったんです。
そう、「紫外線」です。
なぜその時そう思ったのかハッキリとした理由は今でもわからないんですが、直感で「あー、紫外線だ」と悟りました。
紫外線でそんな痛みを感じた事がこれまでなかったので、最初はわからなかったけど、直感で気づいたという感じです。
そしてその「ズキン」を感じた場所、それこそが大きくクッキリとしたシミができている場所と完全一致していました。
その日のピピ島は実はオフシーズンで、どんより曇が空を覆っていたので、まさかそんな痛みが走るほど紫外線を感じることになるとは思わなかったんですが、今となっては痛すぎるほどの良い教訓です。
「晴れてようが、曇りだろうが、関係なく日焼け止めは塗るもんだ」
完全に忘れた頃にシミは突如とやってきました。
6年越しに気づかされた、当時の自分の日焼けに対するぺらっぺらな守備力。
若さに完全にあぐらをかいていました。
シミは体にも出るのよ
因みに、これだけペラッペラな守備力の持ち主な私、当然ピピ島以外でもやらかしています。
それは遡ること更に数年の27歳の夏、葉山にある知人の別荘に寝泊まり、船を出して海遊びをするのがメインイベントでした。
朝食の片付けに追われていた私は、日焼け止めを塗らずにとりあえず水着だけ急いで来てそのまま大海原へ。
その日は途中、島に立ち寄りお昼を食べ、夕方を目処に別荘に戻るという丸1日海の上コースの日。そんな中で、「日焼け止め塗らず de ビキニ」で1日を過ごした私。
当然、真っ赤になり水シャワーでも辛い状態に。
はい、きっちり出てきました、32歳の秋に。
メイクをしてからか、顔は何故か無事でしたが、体中にシミがバーっと現れました。
二の腕、すね、お腹の両側、背中。。。当然、日差しをさんさんと浴びた箇所です。
これもまた急に現れたので、見つけたときは驚きました。まさかお腹にまでシミが出るとは。。。
そして、この更に6年後、ようやく私は遅めの結婚をすることになるのですが、
その時にまた痛感するんです。
「ウエディング姿が美しいのは、お肌が綺麗だからだ」と。
若いうちに結婚すべきだったな、とも。。。
ボディメークでなんとでもできますよ。
若くてもボディメークをする人が大半ともメイクさんから聞きました。
でもあのツヤッとした滑らかなシミのない肌で本番を挑めるか、ボディメーク頼みとなるかは精神的に違うなと。
そして、濃いシミはメイクでカバーするにも限界がある事を、顔のシミを完全にメークで消せなかった体験者としてはお伝えしておきたいです。
正直、私の日焼けに対する無防備っぷりがわかるストーリはこれどころじゃないんですが、とりあえず以上が皆さんに参考にして頂きたい私のイタイ体験談です。
日焼け止めはちゃんと塗っていますか?
さて、シミに関わるイタイ体験を積んできた私から最後に皆さんにお伝えしたいことがあり、以下のチェック項目を見て、自分が該当していないか確認してもらいたいのです。
当ったり前なことを聞くんじゃないよ!と美肌女にはツッコまれそうですが、4秒しかかからないので、是非確認してみて下さい!
☑️朝バッチリ日焼け止めはしたから、荷物になるし日焼け止めは持ち歩かない
☑️1日中室内に引きこもるから日焼け止めは塗らずにスッピンでいる派
☑️メイク直しも面倒だし、日焼け止めの塗り直しという言葉は私の辞書にはない
☑️紫外線に1回当たっただけではシミにはならないと思っている
上記に1つでも当てはまるアナタ(私)、余裕でシミ肌予備軍です!
いまだ懲りずに、引きこもりDAYには平気でスッピンのままでいる事が多い私は、もうシミできちゃってますし、シミ肌予備軍どころかまんまと正式入隊しちゃってるわけですが、イターイ経験を持つ私から言わせると今日からでも日焼け止めは「ちゃんと」塗るべきです!
できたシミを消すの、本当に、本当に大変なんですよ!!
上記でご案内した、私のシミ取り大失敗談を是非ご確認ください!!
日焼け止めはさぼらず毎日塗る&塗り直す!!
「今日はいいか」と日焼け止めを塗らずに過ごした結果、数年後、おっきなシミが突如現れます。
人との見た目の差は30代後半にはもうつき始めます。
40代、50代になってくると、その差はもう歴然。
埋めるのもちょっと非現実的なレベルに個人的には感じます。
老後が見えてくる60代、将来不安になり始める年代なのにお肌の悩みまで抱えたいですか?
答えは絶対No!ですよね。
私も毎日コツコツとやるのが苦手なタイプですが、手遅れになる前に軽くでもいいので毎日、日焼け止めは忘れず塗る!を目標に一緒に頑張りましょう!